クリスティーヌ・フェルベール ボンボンショコラ2025

本日のアフタヌーンティーはこちら。

クリスティーヌ・フェルベール ミエルエフリュイ

私的、大好きの上位互換で表現したいフェルベールさん。

「コンフィチュールの妖精」と呼ばれる、女性菓子職人パティシエールの先駆者的存在です。

生まれ故郷であるフランス アルザス地方ニーデルモルシュヴィル村にあるお店「Maison FERBER(メゾンフェルベール)」にはコンフィチュールの他に、ショコラ、パン、アイスクリーム、惣菜まで取り揃えています。

フェルベールが作るコンフィチュールは、フレッシュな果実を見極めながら、一つひとつの工程を手作業で作られています。

そんなコンフィチュールかふんだんに使われた今年購入のボックスはこちら。

ミエルエフリュイ¥5724

今年はハリネズミ

コレクターでもないのにフェルベールさんのボックスだけは一時期お部屋に飾っていたくらいの可愛さ。

今年はなんと新作が8種も入ったアソート。

パッションフルーツやレモンなど柑橘のジュレとガナッシュの2層の新作が4種。アカシアやもみの木などの蜂蜜とオレンジやライムなどの柑橘ピール入りガナッシュの2層の新作が4種。

1 パッション ガナッシュキルシュ

とろけるパッションフルーツのジュレとホワイトチョコレートとキルシュのガナッシュの二層。

ジョワッととろけるジュレはまさにフルーツの果汁そのもののよう!!

2 シトロンジョーヌ(黄色) ガナッシュキルシュ

シトロンのジュレのなんと美味しいこと!!じゅるりと滴るジュレは、シトロンの良い香りと苦みが広がりまくりますよ!

3 シトロンヴェールジャンジャンブル(ライムジンジャー)ガナッシュキルシュ

断面が一番綺麗に撮れました

ライムの酸味とフレーバーがジョワッと広がるジュレ。もはやこのジュレは飲み物。

フェルベールさんのボンボンショコラはブシャ!とろ〜りのオンパレードなので、断面写真の最難関。

4 パンプルムース(グレープフルーツ)ガナッシュキルシュ

すごくグレープフルーツの苦みが効いたジュレ!この苦みの組み合わせなのか、ガナッシュのキルシュがすごく強く感じる。

5 ヴァニーユ ガナッシュマンジャリヴァニーユ

ジュレや蜂蜜が入っていないガナッシュだけのボンボンショコラは、今回のボックスにはこの一粒だけでしたが、やはりやはりガナッシュも最高に美味しい!!

このバニラのビターガナッシュ、どのボックスにもかなりの確率でど真ん中に鎮座しているので、フェルベールさんのボンボンショコラの中で多分一番たくさん食べていますが、何度遭遇しても「こちらにもいらっしゃる!!」とテンションの上がるショコラでございます。

シンプルなビターチョコレートのカカオの風味、バニラのフレーバー、ガナッシュのキュッと詰まりつつもとろけるようななめらかな口どけ。

6 ミエルアカシア ガナッシュパンプルムースキルシュ

蜂蜜が大惨事

は、は、はちみつがうまぁ〜〜!

ややサリッとした食感のナチュラルな風味と甘みがたまらないアカシアの蜂蜜が、コーティングの薄いビターショコラを噛んだ瞬間、とろ〜っというよりブシャ〜と出てきて、優しいグレープフルーツのフレーバーが広がるとろけそうにやわらかなホワイトチョコレートガナッシュとのハーモニー。

やわらかなガナッシュと、液体としか言い様のない蜂蜜を、これまた薄〜いショコラでよくコーティングできたものだ、と美味しさの次に押し寄せてくるこの驚き。

7 ミエルモンターニュ ガナッシュシトロンキルシュ

コクのあるややさらりとした蜂蜜と一番噛み応えのあるシトロンのホワイトガナッシュ。

シトロンとキルシュも弱めで蜂蜜もさらりとしているので、一番あっさりかも。でもとても良い!

8 ミエルシャテーニュ(栗)ガナッシュオレンジキルシュ

まったりとコクがあって、香草のようなフレーバーのある蜂蜜に、結構強めのキルシュを感じるオレンジのガナッシュ。

9 ミエルサパン(もみの木の蜂蜜) ガナッシュシトロンヴェールキルシュ

シンプルだけどまったりとした甘さが広がるキレのよい蜂蜜にシトロンとキルシュがふわりと広がるホワイトガナッシュ。

今回はホワイトチョコレートのガナッシュがほとんどでしたが、コンフィチュールと蜂蜜をこれでもかと堪能できる一箱。

コンフィチュールも蜂蜜も素材の優しい風味と甘みに溢れていて、ものすごく自然を感じるショコラたちで、私の優しい脳内では窓辺から美しい花々が咲きほこり、小鳥のさえずりが聴こえてくるようでした。

ニーデルモルシュヴィル村に一週間位滞在して、朝はフェルベールさんのパンと紅茶、昼下がりにフェルベールさんのボンボンショコラと紅茶、ディナーはフェルベールさんのデリとワインをひたすら頂く旅行がしたいと夢が膨らみました。

アルザスへのルートを本気で検索したのはここだけのお話。

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